知らないでは済まされない! 経営者の財務の基本と銀行との上手な付き合い方

  • 講師西田隆行
  • 第1回

【講義概要】
○財務の基本
経営者にとって財務の知識は必要と分かりつつも、どうしても二の次になってしまいます。
しかし、企業が成長し続けるために財務をおさえておくことは避けては通れない重要なテーマです。
財務を事業活動の「結果」として見るのではなく、効率的な事業を行うための「武器」として活用することが、
企業体質を強め、成長スピードを加速させます。
今回の講義では、財務をわかりやすく、明日から使えるツールにしてもらえる内容となっています。

財務の基本①
1.財務はなぜ必要か?
2.税務会計と管理会計の違い
3.見誤ると命取り、財務は企業の健康診断票
4.戦略的財務を行うために必要なコト
 ・誰のための財務か
 ・経営戦略と財務戦略


【講師プロフィール】
未来へつなぐ経営相談所 代表
株式会社ウェイビー 大阪支社長
 
地域金融機関で37年勤務。営業店6店舗、本部4部署を経験し、うち25年を融資業務に関わる。
融資業務を通じて、多くの中小企業の財務諸表に接してきた。
事業再生や金融円滑化においては本部担当部署管理職として営業店を指導。
また、直接企業と接して経営改善をサポート。
平成元年4月、中小企業診断士登録。
平成2年のバブル崩壊、平成20年のリーマンショックなどの急激な経済シュリンク時に、融資の最前線で遭遇し、多数の企業倒産を経験。
経営者が知っておくべき金融機関との付き合い方、融資の在り方、経営者の財務への関与の在り方への知見を深める。

 

【サマリー】

財務の基本①
★1.財務はなぜ必要か?財務を知り企業のお金を活かす

お金は企業活動に不可欠な要素 “事業の血液”だからこそ、

お金を活かすことは企業活動を効率的にする。
財務はお金の使い方、あり方を確認するツールだからこそ、財務を知ることがお金を活かすことにつながる。

★2.税務会計と管理会計の違い

税務会計、財務会計・・・ルールを知る
管理会計・・・どうしたら経営に役立つかを
         “考える”

税務会計は税金を計算するための会計です。わかりやすく言うと、企業が税務申告の為に作成する決算書が税務会計です。実は、税務会計は財務会計とは計算目的が異なるために、導き出される数値は大きくズレることになります。

管理会計は企業の経営者、経営幹部、部門長といった企業の内部関係者に経営の実態を報告することを目的とした内部報告向け会計です。

★3.見誤ると命取り、財務は企業の健康診断票

確認すべきポイント

①比較して見比べる
②時系列で変化を見る
③構成比率で変化を見る
☆各科目の計算ルールは変えないことが重要
★4.戦略的財務を行うために必要なコト

 ・誰のための財務か
 ・経営戦略と財務戦略

税務会計と財務会計の違いを知る
  税務会計・・・資産・利益を調整できる
  財務会計・・・実態価値で評価
★経営者は財務を知り、財務を見ること

財務(会計)で知り得た企業の実力をもとに強みをどう伸ばし、弱みをどう克服するか財務の視点から考え、行動する事が大事

★いつでもキャッシュフロー(CF)を大事にする
キャッシュ・インとキャッシュ・アウトをしっかりと把握する。
キャッシュインは利益だけではないし、キャッシュアウトは損失だけではない。

★キャッシュフローは3種類ある

①営業キャッシュフロー

利益と資産の減少と負債の増加を見る
②投資キャッシュフロー

設備投資をする時はマイナス(▲)。資産(不動産、有価証券等)を換価する時はプラス(+)に分かれる。
③財務キャッシュフロー

借入をする場合はプラス(+)。投資を受ける場合はプラス。(+)
返済する場合はマイナス(▲)。配当する場合はマイナス(▲)。

★キャッシュフロー戦略は全体のバランスを考え、行う

・営業キャッシュフローはプラスであること基本です。
・投資キャッシュフローは何年で回収できるか?
・財務キャッシュフローは何年で返済できるか?

その他

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